うまい醸造品は、愛知県「知多半島」にあり。

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盛田金しゃち酒造

2021年9月30日

(醸造元)盛田金しゃち酒造

盛田金しゃち酒造

1848年(嘉永元年)創業の歴史ある蔵元・天埜酒造の事業を継承し2010年に設立された[盛田金しゃち酒造]。伝統ある蔵と設備はもちろん、原料にこだわり、造りにこだわり、そして地産にこだわる酒づくりの精神もそのままに。受け継ぐのは、杜氏歴30余年という清水杜氏。23酒造年度※からこの蔵に従事しています。
※日本酒づくりでは酒造年度として7月1日から翌6月30日までの1年を区切ります。

製造工程はほぼすべて手作業。
一滴入魂。真心の酒。

盛田金しゃち酒造

「毎年同じ原料、同じ米を使う。けれど素材の状態は毎年違いますから当然味が変わる」と清水杜氏。お米の状態と気温などの環境も考慮し、その後に続くさまざまな工程の温度や時間を細かく管理。ときには秒単位で時間調整を行うことも。雑味のないきれいな酒質を守っているのは経験に裏打ちされた確かな職人の手技です。

盛田金しゃち酒造

仕上がった酒の温度管理など、一部に現代設備を取り入れているものの、品質に影響する要となる酒造工程は今も手作業。「一麹、二酛、三造」といわれるほど、重要な工程である「麹造り」も、大吟醸から普通酒に至るすべての麹を手作業でつくっています。

1800年代に建てられた建物の風情は
まるで映画の中のワンシーンのよう。

盛田金しゃち酒造

太く立派な梁が縦横に組まれた天井、よく手入れされた麹づくりを行う「麹室(むろ)」。長い酒づくりの歴史を感じる建物には、外とは違う静かな時が流れているよう。古いがゆえの苦労もあるといいますが大切に継承されています

愛知県を代表する酒蔵となるという
願いを込めて。

盛田金しゃち酒造

「肩肘張らずに“米”だと思って飲んで欲しい」とは、清水杜氏と二人三脚で蔵の切り盛りをする大崎さん。

盛田金しゃち酒造

代表銘柄は天埜酒造の銘酒を継いだ[初夢桜]と愛知県を代表する酒蔵となるという願いを込めて名付けた[金鯱]。酒造好適米を全国に求め、軟水である知多半島の伏流水を用いて醸すこだわりの酒です。米の旨みを感じるまろやかな舌ざわりを感じながらも、くどさのない透明感のある清酒として愛されてる蔵元です。

盛田金しゃち酒造

盛田金しゃち酒造株式会社
愛知県半田市亀崎町9-112
TEL.0569-28-0250

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